神経細胞つなぐタンパク質が判明
2014/08/01 共同ニュースから
奈良県立医大などのチームがマウスを使った実験で、においの情報を処理する脳の「嗅球」という部位にある神経細胞のタンパク質が、神経細胞同士のネットワーク形成を促し、情報処理の効率を上げる働きがあることを明らかにし、31日付の米科学誌電子版に発表しました。
このタンパク質はNPAS4といい、脳卒中などで神経細胞が死滅した際、薬剤などでNPAS4を働かせたり、人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作製したこの神経細胞を移植したりすれば再生が期待できる。新たな治療法の開発に役立つとのこと。
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